|                                    2010年5月4日概要
 
 ソフトウェア開発現場では、不正確な表現、あいまいな表現、わかりにくい表現の文章が目立ちます。文書表現の不足は、要求定義の主要失敗要因のひとつです。悪文は、ソフトウェア品質、仕事の効率、信頼関係を低下させ、プロジェクトに種々の問題をもたらし、ひいては企業損失をまねきかねません。 
 一般的に、学校教育は主観的文章の読解力や心情の表現力を重視しています。事実や状況を客観的かつ正確に伝え、意見や主張を明確にしたビジネス文章を書くには不十分です。しかし、多くのIT企業はITスキル教育に時間を割くが、文章表現に関する教育は放置してIT技術者を現場に送り込んでいるのではないでしょうか。 
 本研修コースは、基本力と実践的応用力の演習を通じてさまざまなビジネスアナリシスで必須となる“正しく伝える文章表現”スキルを習得し、ビジネスアナリシスを成功に導くことを狙いとして開発致しました。研修初日は論理的で明瞭かつ正確な文書作成の小演習を繰り返すことで基本力を習得いただきます。2日目は、実践的事例をもとにしたビジネスアナリシスワークショップを実施し、経営幹部向けの上流報告書作成を通して実践的応用力を身につけていただきます。 
 
   
 実践文章力養成研修
 
 
 (BABOK®2.0準拠コース)
  
 
 
 
  
 
 目的と効果
 本研修は、以下の文章表現スキルの習得を目的としています。 ①    
論理力:意見・提案・依頼など結論の明確な文章表現 ②    
伝達力:明瞭でよみやすくかつ正確な文章表現 ③    
実践力:ビジネスアナリシス(SWOT)を題材とした論理的な伝達内容の組み立て、文章表現
 
 特徴 ①    
ビジネスアナリシスを題材とした実践的展開 ②    
お客様(読み手)主体を重視 ③    
理解、納得をもってスキル習得 ・ 
疑問を持ち、なぜを考えながら進めるので、集中力を維持できる ・ 
個人ワークをとおして自身の現状を把握する ・ 
グループワークを通じて他者の考えを知る ・ 
講義で原理・原則を学ぶ ・ 
個人ワーク、グループワークの結果を見直すことで原理・原則との違いを認識する ・ 
違いの認識により自分の課題を理解する プログラムの構成
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標準開催期間: 2日間 ·        
教材:                テキスト、文書分析用資料、テンプレート ·        
コース形態:       (標準)16名、4グループ編成~(最大)24名、4グループ編成 ·        
参加対象者:      ビジネスアナリスト、システムアナリスト、プロジェクトマネージャを目指す人 (ビジネスアナリシス(SWOT)を題材とし、論理的な伝達内容の組み立て、明瞭、正確な文章表現スキル修得を目指す人) 
 
 
     プログラム内容 
                    
                      
                        |  1. 論理的思考スキル習得論理的構造の理解(演習、講義)
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                        | 2. 明瞭な文章表現スキル習得 |  
                        | 3. 正確な文章表現スキル習得 |  
                        |  4. ビジネスアナリシスを題材としたワークショップ    文書分析に基づくSWOT実施SWOT成果報告書の作成 |  公開コースの申し込み
 
 
   ■本コースはIIBA®認定コース(E119-04)です。(BABOK® 2.0 準拠) ・  CBAP®(Certified Business Analysis
Professional)受験に必要な受講時間(合計21時間)の14時間が取得できます。 ・  BABOK®(Business Analysis Body Of
Knowledge) 
  
 
 
 (有)KBマネジメントはIIBA®(International Institute of Business Analysis )認定の教育プロバイダ(EEP™)です。 BABOK® and CBAP®  are registered trade mark of International
Institute of Business Analysis. 
 
 
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