2010年8月2日
2.3 「人材戦略」カテゴリーのプロセス領域、「ゴール」、「プラクティス」
プロセス領域が2つあります。
【人材育成戦略】と【従業員満足度調査】です。
【人材育成戦略】プロセス領域には、4つのゴールがあります。
−ビジネス戦略に基づいた人材育成戦略を企画・実施・運営する体制を策定する
−キャリア(ビジネス戦略に基づいた人材像)を定義する
−スキルを定義し、スキル診断を実施する
−ToBeモデル(ポートフォリオ)を策定する
【従業員満足度調査】プロセス領域は、1つのゴールです。
−従業員満足度調査を実施する
2.3.1. プロセス領域【人材育成戦略】のゴールとプラクティスです。
ゴール「5.ビジネス戦略に基づいた人材育成戦略を企画・実施・運営する体制を策定する」
このゴールを達成するためのプラクティスは、3つあります。
−人材育成戦略の企画・実施・運営する体制を組織化する(または責任者がいる)
−人材像の設計・運営するための体制を組織化する(委員会など)
−人材育成戦略に応じた、目標管理制度を構築・運営する
ゴール「6.キャリア(ビジネス戦略に基づいた人材像)を定義(ITSSを参照)する」
このゴールを達成するためのプラクティスは6つあります。
−ビジネス戦略に必要な職種/専門分野を定義する
−定義した職種/専門分野の概要(役割)を定義する
−達成度指標を参照し、各職種/専門分野毎の人材モデルをレベル毎に定義する
−キャリアパスを定義する
−人材モデルを利用したキャリアの評価方法を定義する
−人材モデルにたどり着く為に個人別OJT計画やJobアサイメントに反映する
ゴール「7.スキルを定義し、スキル診断(ITSSは参照)を実施する」
このゴールを達成するためのプラクティスは4つあります。
−スキルの棚卸し(スキル診断)を実施する
−ToBeモデル(人材モデル)とのギャップ分析を実施する
−スキル診断結果を育成計画や目標管理に反映する
−キャリア定義(人材モデル)との関連性を定義する
ゴール「8.ToBeモデル(ビジネス戦略に基づいた人材像)を定義(ITSSを参照)する」
このゴールを達成するためのプラクティスは4つあります。
−ビジネス戦略に必要なToBe人材ポートフォリオ(キャリア編&スキル編)を策定する
−AsIs人材ポートフォリオ(キャリア編&スキル編)を策定する
−ギャップ分析を実施する
−ポートフォリオ分析結果を育成計画やJobアサイメントに反映する
2.3.2 プロセス領域【従業員満足度調査】のゴールとプラクティスです。
ゴール「9.従業員満足度調査を実施する」
このゴールを達成するためのプラクティスは3つあります。
−調査項目を作成する
−従業員満足度調査を実施する
−調査結果を人材育成戦略に反映する
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