スキル向上の目標に従い、教育・研修を実施したのですから、それがどれだけ効果を出しているかを確認するのが、個人別のレベル認定(Certification)です。これでビジネスに必要な人材を育成できたかをチェックします。同時に個人のキャリア目標が到達できたのかの確認にもなります。
以下は、SEのレベル認定制度の一例です。
XXXX事業部 SEレベル認定制度
1.目的
Development/CertificationのプロセスとSEのQualification
Specを明確にし、
早期にSEのレベルをあげることにより、顧客満足を向上させ、ビジネスに貢献する。
この目的を達成するために、エンジニアのレベル向上の進展を計測することは極めて
重要である。レベルの認定を行い、エンジニアのレベルをVisibleにし教育計画に反映する。
2.対象
XXXX組織に在籍するエンジニア全員に適用する。
3.レベル認定(Certification)実施要領
1)ペーパテスト(筆記試験)
2)面接(プレゼンテーション)
3)小論文
5)英語力(TOEICスコア)
M社の事例:
プロフェッショナル資格認定基準
次の基準において、M社におけるプロフェッショナル資格を認定する
システム開発PM レベル5の認定条件 例
1.
外部資格の取得:
・ PMP(PMBOK) もしくは
・ プロジェクトマネージャ
2.
指定された社内外の研修に参加し合格していること
例:
3.
所定のITスキル標準のKPI(達成基準)を満足していること
例:要員数、年間10人以上または契約金額1億円以上のプロジェクト成功の経験・実績を有すること。
(1もしくは2)かつ3を満たした候補者に、プレゼンテーション(面接)を課し、その結果を踏まえて認定委員会で認定する。
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