DXの成功に不可欠なビジネスアナリシス：　公開コース

～　DX/ビジネスアーキテクトに必須のスキル　～

デジタルトランスフォーメーション（DX）とは「デジタルを前提にして、エンタープライズのビジネスモデル（例：BMキャンバス）全体を変革し、かつ顧客経験（CX）も画期的に変革し、社会に大きく貢献すること。」です。
そのためにはすべてを顧客起点とする変革（イノベーション）を実現し、かつエンタープライズ側自身も自らのビジネスモデルを変革し、ビジネスプロセス、ビジネスルール、組織などを変革し、新たな（デジタル上の）ビジネスモデルを再構築する必要があります。最新のビジネスアナリシスのノウハウにより、デジタルトランスフォーメーションを成功させるための戦略策定の方法を学習します。

カスタマージャーニーマップを活用し、顧客経験（CX）の変革を考察します。
ビジネスモデル・キャンバスを活用しビジネスモデル・イノベーションを考察します。
BABOK®3.0の知識エリア「戦略アナリシス」を活用し、ビジネスモデル・イノベーションを実現するDX戦略への洞察を得ることができるようになります。
カスタマージャーニーマップ、ビジネスモデル・キャンバス、エンタープライズ・アーキテクチャ（ビジネスアナリシス）の3つのツールを駆使して、参加者は顧客起点でのイノベーションを実現し、ITのみならず、組織構造・文化、ビジネスプロセス、データ構造、ポリシー・ルールなど、すなわちエンタープライズ全体の変革（DX:デジタルトランスフォーメーション）への洞察を得ます。

演習では保険会社のケースを取り上げ、カスタマージャーニーマップの変革から、ビジネスモデルの変革をグループワーク（ブレークアウトセッション）を通じてビジネスモデルの将来像として作り上げます。そしてビジネスモデルを変革するには、ITシステムだけではなく、組織構造、組織文化、ビジネスプロセス、データ構造、ビジネスルールなどエンタープライズ全体の変革、すなわちデジタルトランスフォーメーションが必要であることの洞察を得ます。そして、各グループの成果を参考にブラッシュアップすることにより、より現実的なビジネスケースへの洞察まで得ることができるようになります。
講義よりも演習（ブレークアウトセッション）に重点を置いた学習です。
一社研修では参加者の実ビジネスを使ってビジネスモデルのイノベーションを扱うことが可能ですので、きわめて効果的です。カスタマージャーニーマップの変革から参加者自身の組織のビジネスモデルの見直し（組織の能力ギャップ）への洞察を得ることができます。