【 PMI ビジネスアナリシス・ガイド/標準】セミナー
本セミナーは終了いたしました。
近々、PMI日本支部がビジネスアナリシス・ガイド/標準(日本語版)を発行いたします。
PMIがなぜビジネスアナリシス分野のガイド/標準を発行するのでしょうか。プロジェクトマネジメントとビジネスアナリシスの関係はどうあるべきなのでしょうか。このPMIのビジネスアナリシス・ガイドの内容はどんなものでしょうか。IIBAのBABOK(ビジネスアナリシス知識体系)との関係はどうなっているのでしょうか。同じビジネスアナリシスと言っても何が違うのでしょうか...などなど。
PMIのBAガイド/標準の目的と概要:
- 本ガイドはポートフォリオ、プログラム、およびプロジェクトの成功に貢献するために必要な実務的知識と優れた実務慣行を提供し、価値を付加する高品質ソリューションの提供を支援することにより、組織やビジネスアナリシス専門家のニーズに対応する。 本ガイドは、プロジェクト・ライフサイクルの、予測型、反復型、適応型、またはハイブリッドなアプローチにかかわらず、またそれを実行する肩書にも問わず、ビジネスアナリシスを効果的に実行できるようにすることを目的としている。
そして、具体的には次の5つの点を掲げています。
- ビジネスアナリシスの作業とその重要性を明らかにする。
- ビジネスアナリシスのタスクや活動を効果的に実行するために必要なコンピテンシー、プロセス、ツール、技法を説明する。
- ポートフォリオ、プログラム、プロジェクトにおいて良好なビジネス成果を提供するために、すべてのプロダクトやプロジェクトのライフサイクル、プロダクトのタイプ、および業界で一貫して適用できるビジネスアナリシスに関連する概念を定義する。
- ビジネスアナリシス活動を実行する人たちと、通常はビジネスアナリストと連携する必要のある他の役割の人たちとの協働ポイントを強調する。
- 組織やビジネスアナリシス専門家のための共通のビジネスアナリシス用語集を提供し、広める。
とあります。かなりアグレッシブな内容のようです。
ビジネスアナリストやBAに関心を持つすべての方、またプロジェクトマネジャーにとって大変興味深いBAガイド/標準ですので、セミナーを開催し、内容を解説いたします。
講師の清水は従来よりIIBA日本支部のBABOK担当理事を務めていますが、このたびPMI日本支部のPM-BA翻訳チームにも参画しPMI-BAガイド/標準の日本語化にも協力させていただきました。おかげでIIBAとPMI、両方の知識体系に精通することになりましたので、このセミナーを企画し、解説させていただきます。皆様奮ってご参加ください。
特に参加していただきたいのはPMP資格保持者の方です。日本では今でもビジネスアナリスト不在のプロジェクトが多く見受けられ、失敗プロジェクトの主要な要因のひとつと言われています。そのためプロジェクトマネジャーの方がBAの役割まで担われているケースも多いのではないでしょうか。PMBOK第6版において、初めてプロジェクトにおけるビジネスアナリシスの役割が記述され、2つの役割の協働作業の重要性について言及されてきました。ではPMのカウンターパートナーとしてのBAは何を行い、プロジェクトにどんなベネフィットを提供してくれるのでしょうか。本セミナーでは単なるビジネスアナリシスの知識体系の説明にとどまらず、PMとBAとの協働関係についても論じてまいります。
アジェンダ:
1.プロジェクトマネジメントとビジネスアナリシスとの関係
- PMBOK第6版におけるビジネスアナリシスの位置付け
- 要求事項収集のプロセス
- その他
2. PMI ビジネスアナリシス・ガイド/標準 の概要
- BAの価値
- プロダクトとプロジェクトの関係
- BAプロセス群
- BA知識エリア/プロセス
- その他
3. IIBAのBABOKとの比較
4. KBマネジメントのビジネスアナリシス研修
- 日時: 7月23日(火) 19:00~21:00
- 場所: 大橋会館
- 参加費: 2,000円
- 講師 : 清水千博(KBマネジメント 代表取締役)
イベントの詳細とお申込みは下記URLのPeatix申し込みサイトをご覧ください。
申込みは → こちら