【BBC2019 レポート】(1)
2019年11月11日~15日に米国フロリダにてBBC2019(Building Business Conference )が開催されました。 参加してきまいたので、レポートします。
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2019年のBBCはフロリダ州フォートローダーデールです。この場所には初めて参加します。
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オープニングの光景は例年と同様です。主催者側のIIBA代表はChapter(支部)担当のGered Gorai氏です。ビジネスプロセスのRoger Burlton氏、ビジネスルールのRon Ross氏とGladys Lam氏も主催者側です。
驚くことに、カンファレンスのプラチナ・スポンサーのとしてマイクロソフトと並んで日本のNTTコムウェア様が参加していただいています。一気に日本のプレゼンスが上がった感じがしたオープニングセレモニーです。
- 3つの基調講演:
- 5つのハイライトセッション
- 27チュートリアル(事前の研修講座)
- 104個のプレゼン・セッション
- 参加者数は1,100名以上(最終的には1,650名とのこと)
セッションが104(7教室)もあるので、ほぼ1割程度のセッションしか参加できず、参加するセッションを選択することに頭を悩まさざるを得ませんでした(これは恒例の悩み事です)。
参加者は世界中30ヶ国、米国48週から参加というわけで、まさにグローバルなカンファレンスであることが分かります。
日本からの参加者は過去最高になりました。プラチナ・スポンサーのNTTコムウェア様から5名参加されましたので、総勢13名です。あと2名参加されるはずだったのですが、直前に事情があり取りやめされたのが残念でした。本来なら総勢15名になるはずでした。
筆者が最初に参加した2013年は僅か5名だったと思います。昨年は10名。着実に増えています。早く100名以上の参加者になればよいなと思います。
今年はちょうど10周年ということで、2010年の初回から10回目までの開催地のリストです。フロリダが5回、ラスベガスが3回、その他2回です。
筆者は2013年、2015年、2018年、2019年の4回参加いたしました。
- 来年(2020年)は再度ラスベガスです。
- 日程:2020年 10月19日~23日
- 皆様も奮って参加いたしましょう。
日本からのプレゼンテーションを紹介しましょう。
まず、NTTコムウェア様によるプレゼンテーションです。
Effective Facilitation Skills and Competencies for Business Analysis(ビジネスアナリシスに効果的なファシリテーション・スキルとコンピテンシ)です。寸劇を交えてのプレゼンテーションはオーディエンスに好評でした。NTTコムウェアの井置さん、今井さん、お疲れ様でした。
NTTコムウェア様はプラチナ・スポンサーになられただけでなく、プレゼンテーションも行っていただきました。
日本からもうひとつのプレゼンテーションは、「匠メソッド」です。IIBA日本支部理事の塩田さんと匠メソッド生みの親の萩本さんです。お二人の絶妙なトークが会場を沸かせてくれました。日本発のビジネスアナリシス方法論としてグローバルにデビューした瞬間と言えます。
匠メソッドを英語でわかりやすく解説してくれましたので熱心な質問もでて、予想以上に好評でした。
プレゼン終了後のお二人と主催者側のRon Ross氏です。参加者の反応の良さを後方の席で観察して、Congratulationsと言って来てくれました。100以上もセッションがあると中には退屈なものもあるのですが、匠メソッドは内容もよく主催者としてもある程度の評価をしてくれたようです。
今までのBBCでは、日本からのプレゼンはせいぜい1件あるかないかだったのですが、今回はプレゼンが2件もあり、日本のプレゼンスが大きく向上したBBCでした。
次回は他のセッションの具体的内容をお知らせします。
少しお待ちください。