AI時代の失敗しない要求開発
~ 構造化質問で要求を引き出し、SWOTで意思決定を導く ~![]()
概要
生成AIの進化により、SWOT分析などの「分析作業」は急速に自動化されつつあります。その中でビジネスアナリストに求められるのは、分析力ではなく「経営者や現場から本質的な要求を引き出す対話力(問いを立てる能力)」です。本研修では、構造化質問技法を軸に、相手の中にある課題・危機・機会を引き出し、それをSWOTとして整理し、クロスSWOTにより意思決定へと導く一連のプロセスを実践的に学びます。AIでは代替できない「人間だからこそできる価値創出力」を身につける、AI時代のビジネスアナリスト必須の実践研修です。
プログラムの焦点: 何を修得するか?
- 構造化された「問い」の設計
- 現場の「潜在ニーズ」の引き出しによる顧客起点の価値創造
- 経営者の意思決定の支援
ビジネスアナリシスとは:
- ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにチェンジ(トランスフォーメーション)を引き起こすことを可能にする専門活動。
- → デジタル・トランスフォーメーションの実現をカバーする本格的な知識体系
- AI時代において、ニーズを定義することがビジネスアナリストの最重要テーマ
プログラムの方法論: どのように修得するか?
- 初日は問いを立てる能力を活用することにより、無自覚の要求(ニーズ)を顕在化し、その問題の深刻さを言語化してもらいます。さらなる問いにより、顧客自身に問題の解決後の価値を語ってもらい、顧客起点の価値を共有できるようになります。
- 2日目の本質的なゴールは「SWOTを分析すること」ではなく、「SWOTを本人に語らせること」です。このワークショップは「分析」でも「説明」でもありません。「経営者の意思決定を生む場」を作ります。
- 構造化質問による「問い」は経営者が解決策の価値を自ら言語化するプロセスを作ります。これにより、後の戦略提案への合意形成が格段に容易になります。SWOT分析は単なる現状把握で終わらず、戦略実行への意思決定につながって初めて意味を持つため、この合意形成効果は決定的に重要です。ビジネスアナリストが経営を動かす瞬間の設計図となります。
プログラムの構成
- 標準開催期間: 2日(14時間)
- 形態 : 20名以下の人数によるオンラインセミナー
- 参加対象者 : ビジネスアナリスト、アプリケーションエンジニア、プロジェクトマネジャー、
プロダクト・マネジャー、その他要求開発に関心をお持ちの方 - 参加の前提 : 弊社「ビジネスアナリシス入門」研修を受講されていることが望ましい
コース終了後、参加者は:
- 「問い」を立てる能力の修得により、潜在ニーズの引き出しと顧客起点の価値を創造できるようになります
- AIを活用してSWOT/クロスSWOT分析ができるようになります
- 構造化質問/SWOTの組合せにより、経営者の戦略実行の意思決定を支援できるようになります
プログラムの展開
| 1.イントロダクション | ・オリエンテーション ・AI時代におけるBAの役割 |
| 2.問いを立てる能力 (顧客起点の価値創造) |
・構造化質問による問いを立てる能力を養う ・状況を問う:現状のファクトを把握する ・問題を問う:顕在化・潜在化している課題を特定する -演習:状況・問題を問う・影響を問う:その問題がもたらす深刻な影響を認識させる ・価値を問う:解決策の必要性と顧客起点の価値を共有する -演習:影響・価値を問う実践演習 |
| 3.ビジネス環境分析能力 | ・強み/弱み:自社の持つ武器/ボトルネックは何か? ・機会/脅威:外部環境がもたらすチャンス/リスクは何か? ・演習: 生成AIによるSWOT・4つの戦略:SO/WO/ST/WT ・演習: 生成AIによるクロスSWOT |
| 4.意思決定を導く | ・構造化質問によるSWOT ・状況質問による強み/弱み/機会/脅威の事実把握 ・問題質問による経営者が認識している課題の顕在化 ・影響質問によるSWOTと経営相互関係の明確化 ・成功質問により、解決策を経営者自らに語ってもらう -演習:構造化質問とクロスSWOTによる戦略立案 ・経営を動かすビジネスアナリストのスキル |
学習メソドロジー:アダルトラーニング・モデル
- 講義30%:必須理論とマインドセットのインプット
- 演習・ワークショップ70%:徹底的な実践シミュレーションダルトラーニング型の研修です。
本コースはIIBA™認定コースです。 取得PD時間/CDU(14ポイント)。


