概要
主に情報システム部門(または上流工程を担当するシステム会社)に所属し、直接ユーザーと要求定義をする方を対象に、システム開発プロジェクトにおける引き出し、業務分析、ステークホルダー要求の導出、要求分析、システム要求定義までの作業の流れと成果物について学習します。
超上流工程の世界標準BABOK®に準拠の要求プロセスで、ITベンダーにとってもユーザー企業にとっても必須の知識/スキルです。
■BABOK®準拠の要求プロセス: BABOK®を活用したシステム要求定義
BABOK®はビジネスアナリシスの知識体系ですが、残念ながらそのまま使うわけにはいきません。ビジネスアナリシスを実施するためには、BABOK®のタスクを具体的なプロセスにおとし込む必要があります。
要求の引き出し・要求の精緻化とモデリング・要求の検証・要求の妥当性確認・要求の優先順位づけ・スコープ管理・トレーサビリティ管理など、BABOK®で重要なタスクは、知識体系のみならず、現場で実践するためのプロセスとテクニック、そしてそれを実現するツールの活用が不可欠です。
本コースでは、システム開発の現場で実際に使われている要求プロセスにおいて、BABOK®を活用するためのプロセスとテクニックを学習します。
■ プログラムの方法論: どのように修得するか?
BABOK®3.0の「ビジネスアナリシス・アプローチ計画(2.1)」に沿った、要求プロセスのフェーズと成果物を定義します。そのアクティビティを実践し、成果物を作成できるようになります。
- システム企画フェーズ(ビジネス要求の確認)
- 業務分析フェーズ(ステークホルダー要求の定義)
- 要求定義フェーズ(システム要求の定義)
- 要求管理(要求プロセス全般における要求の進捗管理)
BABOK®3.0のタスクに対応した要求プロセスの具体的なアクティビティを学習します。ケーススタディを使用し、システム要求定義における成果物(課題一覧、ステークホルダー要求一覧、システム要求リストなど)を作成します。
単なる座学ではなく、演習(課題)により、参加者自身の開発プロセスに照らし合わせて学習を進めることができますので短時間で効果的な学習ができます。
■プログラムの構成
標準開催期間: 2日(14時間)
形態 : 20名以下の人数によるセミナー
参加対象者 : システム開発において要求定義作業をしたことがある方(ITSSレベル3以上)
ビジネスアナリシス/BABOK® の基本的知識を有する方
■コース終了後、参加者は:
- BABOK®ベースの要求プロセスを実施できるようになり、ビジネス要求と整合するシステム要求定義の成果物を作成できるようになります
■ プログラムの展開(学習内容)
1.イントロダクション |
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2.ビジネス要求の確認(システム企画フェーズ) |
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3.ステークホルダー要求の識別(業務分析フェーズ) |
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4.システム要求の識別(要求定義フェーズ) |
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5.ベースライン要求の策定(要求定義フェーズ) |
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6.要求管理(要求管理フェーズ) |
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■本コースは株式会社ゼンアーキテクツとKBマネジメントとの共同開発です。
■本コースはIIBA®認定コースです。(BABOK® 3.0対応)
・ CBAP®/CCBA®受験の申請に必要な受講時間(合計21時間)のうち14時間を取得できます。
・ CBAP®/CCBA®資格更新のためのCDU(14ポイント)が取得できます。
■本コースはPMI公認コースです。
・ PMP®資格更新のためのPDU(14ポイント)が取得できます。
問い合わせ先:
東京都八王子市北野台3-15-14
株式会社KBマネジメント
URL: http://www.kbmanagement.biz/
E-mail: contact2@kbmanagement.biz
株式会社KBマネジメントはIIBA™(International Institute of Business Analysis )認定の教育プロバイダ(EEP™)です。
BABOK® および CBAP® は International Institute of Business Analysis の登録商標です。