12月18日にIIBA日本支部のカンファレンスが開催されましたので、そのレポートです。
オープニングは福嶋代表理事の挨拶とBABOKガイドv3の解説です。
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今、世界のビジネスアナリシスでは何が語られているのか
~BBCカンファレンス2015のご報告~ 塩田理事のプレゼンテーション
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NECにおけるイノベーション文化醸成へのチャレンジ
日本電気株式会社 大石高至氏
NECにおける実例です。イノベーションを起こす企業文化をいかに創るか。実行がいかに難しいかが分かります。
生々しいお話をたくさんしていただきました。
・要求の正体 ~認知されない顧客価値~
株式会社リコー 長谷川廣明氏
お客自身ですら気が付いていない真の要求(ニーズ)をいかに引き出すかという、難題にチャレンジされています。
・北米における女性ビジネスアナリストのキャリア
株式会社エル・ティー・エス 舩木いくみ 様
同じく 株式会社エル・ティー・エス 杉原晴佳 様
お二人は11月にBBC2015カンファレンス(USラスベガス)に参加され、北米の女性ビジネスアナリストの活躍の様子を報告してくれました。
北米の女性BAと日本の女性BAとの比較は大変好評でした。
筆者はラスベガスでお二人にお会いしています。
ビジネスアナリシス方法論GUTSY-4適用事例―インダストリー4.0―
株式会社プロセスデザインエンジニアリング 渡辺和宣氏
中小企業連合におけるビジネスアナリシスの適用事例です。ドイツのインダストリー4.0と同等の企業連合におけるビジネスプロセスとルールの適用方法の事例を紹介していただきました。一企業の中ですらプロセスが明確でないことが多いのに、複数企業(事例では4社)が協働で新ビジネスを立ち上げようとしている例です。情報共有が肝という事です。
午後の半日間という短い時間でしたが、大変内容の濃い充実したカンファレンスでした。
特に、具体的な事例でしたので、サブタイトル【実践知の共有】がまさに共有できたカンファレンスでした。